いよいよ量産化?発売へ。そして、次世代の低フリクションロスベ

量産ラインの立ち上げにあたっては、石黒の同期、今井が奮闘した。「***も苦労したのは、***品仕様や使用材料、効果や***造方法、コストなど膨大な***発の評価結果をまとめ、生産も営***も集まる評価会議で量産のゴーサインをもらうこと***った」と振り返る。直属の上司や***発リーダーの田村をはじめメンバーの助けも得て、量産の決定が下り、その後、生産準備が急ピ***チで進められた。量産化に向けて解決するべ***課題はま***あったが、その頃には、テレビや雑誌、自動車メーカーのHPなどで、自分たちが***発した低フリクションロスベルトを搭載した新車が発表され始め、「苦労が報われる思い***った」という。
そして、いよいよ***発のスタートから3年を経て、低燃費性を前面に打ち出した顧客メーカーの軽自動車が発売された。顧客からは燃費アイテムとして燃費効果試算にも含めていると高く評価され、その年の「低燃費技術賞」の受賞へとつながった。
低燃費と耐発音性を両立させた世界でも初めての補***駆動用ベルト――三ツ星ベルトの「低フリクションロスベルト」に相当する***品は、いま***競合他社も***発で***ていない。そればかりか、その後、三ツ星ベルトでは、耐発音性は維持したまま、さらに低燃費を実現する次世代***品の***発にも成功し、採用メーカーは国内自動車メーカー各社へと広がっている。